「マネーサプライ」とは？

「マネーサプライ」とは？

「マネーサプライ」とは、一言でいうと「通貨供給量」のことで、具体的には、個人、法人、地方公共団体が保有する通貨量をとらえる統計で、毎月、日本銀行が発表している統計のことです。

金融機関や中央政府が保有している預金等は対象にしておらず、基本通貨保有主体が保有する通貨量の残高を対象としています。


マネーサプライの指標種類は、3つあり「M1（エムワン）」、「M2(エムツー)」「M3（エムスリー）」があります。
　　　
「M1（エムワン）」とは、現金（現金通貨）に、普通預金のように預金者が要求すればすぐに現金化できる「要求払い預金（預金通貨）」を足したものを指します。

「M2（エムツー）」とは、上記の「M1」に、「定期預金」等を足したものを指します。

「M3（エムスリー）」とは、「M2」に郵便局・信用組合・農協などの預貯金や金銭信託を含めたものを指します。


尚、一般的に特に重視されている指標は、「M2」に「CD(譲渡性預金)」 を足した「M2+CD」が重視されています。