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基本の基本「為替レートは、なんで動くの?」 [重要キーワード]

為替レートはなぜ動く?!
ゾーン — 相場心理学入門

為替レートが動く要因はいたってシンプルです。

人気がある通貨は、価値が上がるのでレートが上がる、人気が下がれば、価値が下がるのでレートも下がる。

ということです。

この原理は、通常何か商品に値段をつけるのと全く同じなので、イメージしやすいと思います。

例えば、スーパーでにんじんを売りたいとします。その時、そのにんじんの人気があると、それだけ高くても売れる!と言う事なので、にんじんの価値は必然的に上がり、つける値段も必然的に上がることになります!!

同じように、アメリカドル(米ドル)で考えてみると、米ドルの人気が上がったとすると米ドルの価値が上がるので、“ドル高/円安”になります。

逆に、米ドルの人気が下がると米ドルの価値が下がるので、“ドル安/円高”になる!ということです。

このように、各国の通貨の人気の度合いによって、レートは動いているのです。


通貨の人気を上下させる要因は?!
 
通貨の人気を上下させる要因(=つまり相場を上下させる要因)は、ざっくりですが、大きく分けて7つ上げられます。

①「経済成長性」
これは、主に国内総生産(GDP)などで数値として発表されておりますが、その国の安定性があるか?否かで人気が上下される。ということです。

②「国家財政の健全性」
これはその国の税収入と政策による支出のバランスのことで、バランスが取れているか否かで人気が上下される。ということです。

③「経常収支」
これは貿易による黒字・赤字の状況で、そのバランスが取れているか否かで人気が上下される。ということです。

④「金利」
これはもうご存知の通り、各国の政策金利は経済のバランスをとる為に、変動します。その金利の状況によっても通貨の人気が上下される。ということです。


ここまで上げた4つは、定期的に新聞やニュースなどで情報を確認する事ができるので、常にチェックし動向を調査する必要があります。

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